■PLAN&AFTER vol.10/20
~黒竹と杉を組み合わせた袖垣~
◎コメント
OBのお施主より設計から製作、設置を依頼された袖垣。当初は、黒竹がメインの袖垣を考案しましたが材料単価が上がる為、杉材と黒竹をうまく組み合わせて、黒竹の存在感を出しつつコストを抑える設計に変更。念頭に置いたのは、黒竹の配置に配慮し、シンプルながらリズム感と主張を生み出そうと考えました。私自身、竹を扱うことが無かったので、一から専門書を読み、処理から施工までを研究し、形としました。木材と竹は全て防腐剤を2度塗布、耐久性に配慮。施工後の私の感想として、建物にうまく馴染み黒竹も結果、存在感が出てよい袖垣になったと考えています。お施主に、お褒めの言葉を頂き、成果となりました。
荒谷
◎使用材料
袖柱・・・・・・樹種:杉材/サイズ:90mm□
上桟・・・・・・樹種:杉材/サイズ:45mm*90mm
中桟・・・・・・樹種:杉材/サイズ:45mm*90mm
下桟・・・・・・樹種:杉材/サイズ:45mm*90mm
格子子・・・・・樹種:杉材/サイズ:27mm*57mm
目隠板・・・・・樹種:杉材/サイズ:25mm*100mm
木部接合部・・・樹種:檜材/サイズ:Φ8mm
防腐剤・・・・・品名:クレオトップ/メーカー:吉田製油所
塗料・・・・・・品名:タヤエクステリア/カラー:ブラック/メーカー:リボス
真鍮鋲・・・・・サイズ:45mm
黒竹・・・・・・サイズ:7分
シンナー・・・・・・品名:ラッカーシンナー/メーカー:PROST
竹保護剤・・・・品名:竹ガード/メーカー:吉田製油所
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